東京都の墓じまい完全ガイド|費用相場・改葬許可申請の窓口【2026年最新】

東京都の墓じまい完全ガイド|費用相場・改葬許可申請の窓口【2026年最新】

東京都内のお墓を、地方や郊外へ移したい・整理したい——。都内では墓地の継承問題や、地方の実家のお墓の整理など、墓じまいに関する相談が年々増えています。本記事では、東京都の墓じまいの手順・費用相場・改葬許可申請の窓口を、公的データと最新情報に基づいて解説します。

東京都の墓じまい事情

東京都は全国でも墓地需要が極めて高い地域です。23区内では公営・民営問わず墓地用地が逼迫しており、新規取得の難しさから永代供養墓や納骨堂への切り替えを選ぶ方が増加しています。

また、地方出身者が多い東京では「実家のお墓は地方にあるが、参拝できないため都内に移したい」「実家のお墓を墓じまいして都内の納骨堂にまとめたい」というニーズも顕著です。

東京の特徴
東京都の墓じまいは大きく2パターンに分かれます。
① 都内のお墓を整理して別の供養先へ移すケース
② 地方の実家のお墓を都内の納骨堂等にまとめるケース
それぞれで手続きの起点となる市区町村が異なります。

墓じまいの一般的な手順

全国共通の墓じまいの流れは以下の6ステップです。東京都内でも、この基本ステップに沿って進めます。

墓じまいの全国共通の一般的手順を示す図解
墓じまいの全国共通の一般的な流れ
  1. 家族・親族との合意形成 — 先祖代々のお墓は家全体の問題。トラブル防止のため最初に
  2. 新しい供養先の決定 — 永代供養墓・納骨堂・樹木葬・散骨など
  3. 現在の墓地管理者・寺院への相談 — 菩提寺がある場合は離檀の相談
  4. 改葬許可申請 — 現在お墓のある市区町村役所で手続き
  5. 閉眼供養(魂抜き)と遺骨の取り出し — 僧侶による法要
  6. 墓石の撤去・新供養先への納骨 — 石材店による撤去 + 開眼供養

東京都の墓じまい費用相場

東京都内の墓じまいは、地方と比べて費用がやや高めになる傾向があります。土地代・人件費・墓石撤去の搬出費用などが影響するためです。

墓じまいの一般的な金額・費用相場の図解
墓じまいの一般的な費用相場(全国版・東京都は上限寄りが多い)

東京都内の費用目安

項目 東京都内の相場 備考
墓石撤去・処分費 15〜40万円/㎡ 23区内は割高傾向
閉眼供養(お布施) 5〜10万円 地域・宗派による
離檀料(お布施) 0〜30万円 都内寺院は高めの傾向
改葬許可申請手数料 0〜500円/柱 無料の区も多い
遺骨の取り出し・運搬 3〜10万円 区画・柱数による
新しい供養先費用 10〜200万円 都心の納骨堂は高額
総額目安 50〜200万円程度 条件で大きく変動
注意
都内の人気納骨堂は予約待ちが発生していることもあります。墓じまいを進める前に、新しい供養先の空き状況を必ず確認しましょう。

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東京都の改葬許可申請の窓口

改葬許可申請は「現在お墓がある市区町村」の役所で行います。23区・市町村ごとに窓口が異なるため、お墓のある自治体の担当課にお問い合わせください。

23区の主な担当窓口

  • 千代田区: 区民生活部 戸籍住民課
  • 中央区: 区民部 戸籍住民課
  • 港区: 区民課
  • 新宿区: 戸籍住民課
  • 渋谷区: 戸籍住民課
  • 世田谷区: 戸籍住民課
  • 杉並区: 区民生活部 戸籍住民課
  • 練馬区: 区民部 戸籍住民課
  • 江東区: 区民部 区民課
  • 足立区: 区民部 戸籍住民課

多摩地区の主な担当窓口

  • 八王子市: 市民部 市民課
  • 立川市: 市民生活部 市民課
  • 武蔵野市: 市民部 市民課
  • 三鷹市: 市民部 市民課
  • 調布市: 市民部 市民課
  • 町田市: 市民部 市民課
  • 府中市: 市民部 市民課

※ 窓口名は変更される場合があります。手続き前に必ず各自治体の公式ホームページで最新情報をご確認ください。

東京都内のおすすめ供養先タイプ

1. 屋内型納骨堂(都心アクセス重視)

ロッカー式・自動搬送式・仏壇式など多様。都心駅近で天候を問わず参拝できるのが魅力。費用相場は50〜150万円

2. 永代供養墓(合祀・個別)

管理を寺院や霊園に任せられるタイプ。継承者不要で人気。費用相場は10〜80万円

3. 樹木葬(自然回帰志向)

都内では23区外、多摩地区や八王子周辺に多い選択肢。費用相場は20〜80万円

4. 海洋散骨

東京湾発の散骨業者が多数。家族のみのチャーター便から合同便まで選択可能。費用相場は5〜30万円

東京都の墓じまいで失敗しないための注意点

都内の寺院との離檀交渉は慎重に

東京都内には歴史ある寺院が多く、菩提寺との関係性も長期にわたるケースが多いです。離檀料の相場も全国平均より高めの傾向があるため、感謝の意を伝えながら丁寧に相談を進めましょう。

23区内の墓石撤去は搬出費用が高め

23区内は道路が狭く、重機の搬入が制限される区画もあります。複数社から現地確認の上で見積もりを取り、追加費用の有無を事前確認してください。

新しい供養先の選択肢が豊富だからこそ慎重に

都内は供養先の選択肢が極めて豊富です。納骨堂・永代供養・樹木葬・散骨など、ご家族の希望と予算に合った形を時間をかけて検討しましょう。

よくある質問

地方の実家のお墓を東京の納骨堂に移したいです。手続きはどこですればいいですか?
改葬許可申請は現在お墓がある地方の市区町村役所で行います。受入証明書は東京都内の納骨堂が発行してくれます。
都営霊園の墓じまいは特殊な手続きがありますか?
はい、都立霊園(青山霊園・谷中霊園など)は東京都公園協会への申請が必要です。返還手続きの書類が一般の市区町村と異なるため、必ず公益財団法人東京都公園協会に確認してください。
23区内の墓じまいで使える補助金はありますか?
2026年現在、東京都および23区で墓じまい専用の補助金制度はありません。ただし、自治体によっては今後制度が新設される可能性があるため、お住まいの区役所のホームページを確認することをおすすめします。
東京都内の墓じまい業者の選び方は?
①現地確認の見積もりを出してくれること、②過去の施工実績が確認できること、③契約書を交わすこと、の3点が基本です。23区内では搬出費の透明性も重要なポイントです。

まとめ

東京都の墓じまいは、地方と比べて費用相場がやや高め・選択肢が豊富という特徴があります。都内の墓地を整理するケースでも、地方の実家のお墓を都内に移すケースでも、まずは現在お墓のある市区町村役所で改葬許可の手続きを進めることが第一歩です。

ご家族の合意形成、寺院との丁寧な対話、複数業者の比較見積もり——東京都の墓じまいでも、この基本を押さえれば後悔のない選択ができます。

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参考・出典

  • 厚生労働省「衛生行政報告例」 https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/36-19.html
  • 厚生労働省「墓地、埋葬等に関する法律」
  • 東京都「公園・霊園」 https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/
  • 公益財団法人 東京都公園協会(都立霊園の改葬手続き)
  • 東京都内各区・市町村のホームページ

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最終更新日: 2026年5月11日